金の最高値更新が示す、通貨・財政危機の深刻さ。
ニューヨークの金先物が相変わらず、高値を更新している。
原油や非鉄金属など金以外の商品は、軒並み急落している。
金だけが高い商品市場は、各国に通貨と財政危機の深刻さを示している。
金価格が初めて800ドル台に到達した1980年も、その高値を塗り替えて1000ドルを突破した2008年までの上昇も、背景には原油高によるインフレ懸念ががあった。
しかし、足元で進行するのは財政と通貨不安が主導する金価格の上昇である。

ギリシャの財政危機を発端にユーロの危機へと発展したヨーロッパの危機へと発展したヨーロッパの問題は、金とそれ以外の商品価格の強弱を鮮明にした。
ギリシャに端を発した財政不安は、金という実物資産の裏付けのない信用通貨全体の信頼感を揺るがし、金市場への資金流入を加速した。
金市場では通常、ドル建ての金価格はドル相場と逆の動きをしやすい。
為替市場ではユーロに対しドル高が顕著だが、投資家は赤字の膨らんだ
アメリカの財政にも不安を覚える。
そのため、ドルと金を比較した場合金の方が勢いがある。
ドル高を無視して上昇する金価格は、ユーロだけではなく、ポンドや円
、基軸通貨のドルに対しても、不信任を突き付けた。
ユーロ危機は、ヨーロッパだけの問題ではなく、放置すれば危機は公的債務が膨らんだ各国の国債や通貨にも、影響を及ぼし通貨制度そのものの根幹を揺るがしかねない。
posted by クレジットカード比較 at 14:32|
国家破綻
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